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平成30年度二級建築士学科試験の総評
今年度より学科試験での受験種別がなくなりました。 出題数は全65問から50問となりましたが、の選択回答数は、これまで同様の40問でした。各分野の出題数と指定の解答数は次のとおりです。
分野 出題数 解答数
建築学 14 9
共通 3 3
施工 15 12
施工管理法 10 10
法規 8 6
合計 50 40
全体として、これまで同様に出題は基本事項に関する出題が多かったのですが、専門用語が少なからず見られ、前回(平成29年度後期)より少し難しかったかもしれません。

各分野の出題について

問題番号No.1~No.14の問題は、基本事項の問いが多く得点源として期待したいところです。
問題番号No.15~No.17は少し難しかったかもしれませんが、各枝には基本事項も多く、合格点レベル程度には対応できたと思われます。
問題番号No.18~No.32の施工に関する問題では、専門的な詳細についての事項を含む、やや難しい問いもありましたが、着実に準備された受験生は、選択を生かせば合格ラインへの得点をキープできたものと思われます。
問題番号No.43~No.50の法規の問題では、基本事項を押さることで対応できたでしょう。
個々の問題にはやや難しいと感じられるものもありますが、基本事項を確実に修得し、解答する問題を適切に選択できた方は、十分対応できたと思います。受験対策としては、基本事項を中心に正確な理解と記憶を心掛ける、ていねいな学習が必要と言えましょう。

1級建築施工管理技士講座

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