50余年の地道な技能者成育事業に裏付けられた実績をもとに、一般社団法人全日本建築士会が総監修した、建築関連資格の特別養成講座

新傾向問題>出題キーワード集>スパイラル筋

出題キーワード集

『出題キーワード集』では、より深い理解を問う近年の新傾向に対応し、出題の中から重要語句を取り上げて紹介していきます。内容は、随時更新する予定です。

スパイラル筋

スパイラル筋とは、鉄筋コンクリート造の建物の骨組みなどに使われる鉄筋で、継ぎ目なく螺旋状に巻かれたタイプを指し、『螺旋鉄筋』ともいいます。
柱や梁がずれて壊れるのを防ぐための、せん断補強用鉄筋などとして用いられ、柱の主筋に巻きつけてフックでとめる従来型のフープ筋に比べて地震に強いとされています。フープを継ぎ目のないリング状にした『溶接閉鎖型筋』も強度は高いですが、主筋に結束する手間がかかります。スパイラル筋では結束が不要で工期の短縮が図れます。
工場加工で最終的に取り付けられる形状のものを現場に搬入するので、早い時期に寸法・形状を確定し、発注や輸送の手配をすることが必要です。またSRC造では、鉄骨の組立ても考慮しなければならないので、特に計画や手配に注意を要します。

その他の出題キーワード集

いま、当会の講座に資料請求された方には、当会講座の総合監修者による、重点事項対策の解説動画を無料で配信します。

Copyright(C) 2005 一般社団法人全日本建築士会. All rights reserved.