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第36回 内外装工事① 2019年5月22日

【No.1】内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 化粧せっこうボード張りの軽量鉄骨天井下地の吊りボルトの間隔については900mm程度とし、天井の周辺部については端から150mm以内に配置した。
  2. フローリングボード張りの釘留め工法において、湿度変化によるボードの膨張収縮を考慮して、敷居との取合い部分に隙間を設けた。
  3. ロッキング構法によるALCパネル工事において、外壁のパネル間の目地のシーリングについては、三面接着とした。
  4. 外壁におけるコンクリート下地へのモルタル塗りに先立ち、ディスクサンダーによりコンクリート表面を目荒しし、デッキブラシ等を用いて十分に水を掛けながら下地の清掃を行った。

【解説】

3.ロッキング構法は、ALC縦壁パネルの取付構法としては、最も層間変位に対して追従性にすぐれている。挙動の大きい部分に対しては変形追従性の高いワーキングジョイントとして、ボンドブレーカーやバックアップ材を用いて二面接着とする。

正解 3

【No.2】内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 軽量鉄骨壁下地において、スタッドに取り付ける振れ止めは、床ランナーの下端から1,400mmごとに設け、上部ランナーの上端から400mm以内については省略した。
  2. 金属製の手摺の塗装工事において、2液形ポリウレタンエナメル塗り(2-UE)としたので、有害物質による労働災害を防止するとともに環境への影響を考慮して、安全データシート(SDS)を作業場所に掲示した。
  3. 帯電防止ビニル床タイル張りに用いる接着剤は、湿気のおそれのある下地に対して使用するため、エポキシ樹脂系接着剤とした。
  4. 軽量鉄骨天井下地工事において、JISによる建築用鋼製下地材を使用する場合、高速カッター等による切断面については、亜鉛の犠牲防食作用が期待できるので、錆止め塗料塗りを行わなくてもよい。

【解説】

1.JASS26.5.1.3.d.(3)(ホ)より スタッドには床ランナーの下端から間隔1,200mm程度の箇所に振れ止めを取り付ける。ただし、上部ランナーから400mm以内に振れ止めが位置する場合は、その振れ止めを省略することができる。

正解 1

内外装工事には工種が多く、様々な材料が使われます。取付け・接合方法や材料の特性に応じた取扱いに関するものが出題されます。各材料に関する特徴的な留意点を整理しておきましょう。
シーリングでの「ニ面接着」は、「三面接着」によって生ずる母材の挙動の影響を避けるために用いられるものです。No.2の「亜鉛の犠牲防食作用」というのは、キズなどが生じた場合に、周囲の亜鉛が陽イオンとなって電気化学的に保護して、処理を施さなくても鉄の腐食を抑制することです。

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