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第32回 左官工事・タイル工事・石工事② 2019年5月8日

【No.1】左官工事及びタイル張り工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. コンクリート外壁へのモルタル塗りの下塗りとして、ポリマーセメントを調合したモルタルを塗り付ける際の1回の塗り厚は、10~15mmとなるようにした。
  2. 改良積上げ張りの1日の張付け高さの限度は、1.5m程度とした。
  3. コンクリート下地へのモルタル塗りにおいて、モルタルの1回の練混ぜ量については、品質を確保するために、60分以内に使い切れる量とした。
  4. 縦壁ロッキング構法によるALCパネルへの磁器質タイル張りにおいて、ALCパネルの目違い精度については6mm以内とし、ALCパネルの伸縮目地とタイル面の伸縮調整目地を一致させた。

【解説】

1.建築工事監理指針15.2.2.(f).(2)より 下地調整塗材のポリマーセメントによるセメント系下地調整塗厚は、総塗厚10〜15mm程度を2回に分けて塗りつけるようにする。したがって1回の塗り厚としては厚すぎる。

正解 1

【No.2】乾式工法による外壁張り石工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 厚さが30mmの石材のだぼ穴中央位置は、石材の裏面から15mmとした。
  2. 石材の最大寸法は、幅1,000mm、高さ800mmとし、面積で0.8m²以下とした。
  3. ダブルファスナー形式の場合の取付け代として、石材裏面と躯体コンクリート面の間隔を50mmとした。
  4. スライド方式のファスナーに設けるだぼ用の穴は、外壁の面内方向のルーズホールとした。

【解説】

3.ダブルファスナー形式の場合の取付け代は、シングルファスナーの場合より大きく、石材裏面と躯体コンクリード面の間隔を85 mm以上で90 mmを標準としている。

正解 3

現在の石張り工事では、耐震性を考慮して『乾式工法』を採用することが多くなっています。『乾式工法』では、白華現象や凍害を受けにくい、工程・工期の短縮が図れるなどのメリットもあります。
躯体との接合には金属製のファスナーを用いますが、「シングル・ファスナー」と「ダブル・ファスナー」があり、「ダブル・ファスナー」では1次金物と2次金物の接合部のルーズホールで前後左右を調整するので施工精度は安定しますが、躯体と石材との間に納まりに応じたクリアランスを必要とします。

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