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第24回 鉄骨工事② 2019年4月10日

【No.1】鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 柱梁接合部において、鋼製エンドタブの組立溶接については、開先内を避けて、直接、梁フランジに行った。
  2. 母材の溶接面について付着物の確認を行ったところ、固着したミルスケールがあったが、溶接に支障とならないので除去しなかった。
  3. 隅肉溶接の溶接長さは、有効溶接長さに隅肉サイズの2倍を加えたものとした。
  4. 完全溶込み溶接とする板厚の異なる突合せ継手については、部材の板厚差による段違いが薄い部材の板厚の4分の1以下、かつ、10mm以下であったので、溶接表面が薄い部材から厚い部材へ滑らかに移行するように溶接した。

【解説】

1.JASS6.5.7.f(2)より 柱梁接合部にエンドタブを取り付ける場合には、裏当て金に取付ける。直接母材に組立て溶接をしないこと(ただし、組立て溶接を再溶融させる場合は、開先内に組立て溶接を行ってもよい)。

正解 1

【No.2】鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 柱に現場継手のある階の建方精度については、特記がなかったので、階高の管理許容差を±8mmとした。
  2. 高力ボルト接合において、接合部に生じた肌すきが0.5mmであったので、フィラープレートを挿入しなかった。
  3. 鉄骨製作工場については、設計図書に加工能力が国土交通大臣のRグレード以上の認定を受けたものと指定されていたので、Mグレードの鉄骨製作工場とした。
  4. ナット回転法による摩擦接合用高力六角ボルト(JIS形高力ボルト)の締付け作業において、ナットの回転量が許容範囲を超えたので、ボルトセットを取り替えた。

【解説】

1.JASS6. 付則6. 鉄骨精度検査基準より 工事現場継手にある階の建方精度は、階高の管理許容差は±5mm、限界許容差は±8mmである。

正解 1

 今回はやや詳細の事項を含む設問を集めてみました。比較的覚え易いものもありますが、精度関係では「部位」に関するものと「建物全体」に関するものなどの違いを混同しないよう整理して正しく覚えましょう。

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