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第22回 コンクリート工事③ 2019年4月3日

【No.1】コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 単位水量が180kg/m³と指定されたコンクリートにおいて、受入れ時に、運搬車ごとにレディーミクストコンクリート工場の製造管理記録により単位水量が180kg/m³であることを確認したので、合格とした。
  2. 調合管理強度を24N/mm²、スランプを18cmと指定されたコンクリートにおいて、受入れ時のスランプが21cmであったので、合格とした。
  3. 調合管理強度を27N/mm²、スランプを21cmと指定された高性能AE減水剤を使用したコンクリートにおいて、受入れ時のスランプ試験の結果が23cmであったので、合格とした。
  4. 調合管理強度を27N/mm²、空気量を4.5%と指定されたコンクリートにおいて、受入れ時の空気量が3.0%であったので、合格とした。

【解説】

2.JASS5.11.5.a.(7)より スランプ18cmの場合は、許容差は、±2.5cmなので、15.5cm〜20.5cmとなる。受け入れ時21cmのスランプであったので不合格となる。

正解 2

【No.2】コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. アルカリ骨材反応の抑制対策として、JIS規格品の高炉セメントC種を使用した。
  2. コンクリートのヤング係数は、コンクリートの圧縮強度が高くなるほど、大きくなる。
  3. コンクリートの中性化速度係数は、コンクリートの圧縮強度が高くなるほど、大きくなる。
  4. コンクリートの水和熱は、単位セメント量が少なくなるほど、小さくなる。

【解説】

3.中性化速度係数とは、コンクリートが空気中の炭酸ガスなどの作用によって、アルカリ性を失って中性に近づく速度の割合をいう。中性化速度が速くなるほど中性化速度係数は大きくなる。コンクリートの圧縮強度が高くなると、緻密なコンクリートとなり、中性化速度が遅くなるので、中性化速度係数は小さくなる。

正解 3

 今回は比較的基本事項の枝が多いものを集めてみましたので、再度確認してください。No.2の正解枝3は、専門的な知識を要するものですが、基本事項に関する他の枝問で消去法的に答えを見つけ出すのもよいでしょう。

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