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第18回 型枠工事① 2019年3月20日

【No.1】型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 柱と壁の型枠設計用のコンクリートの側圧については、コンクリートの打込み速さを同じとしたので、フレッシュコンクリートのヘッドの高さにかかわらず同じ値とした。
  2. 型枠の構造計算において、型枠組立て後に台風等で強風にさらされるおそれがあったので、壁型枠の傾きや倒れの防止の検討については、風圧力に対しても行った。
  3. コンクリートに使用するセメントを普通ポルトランドセメントから高炉セメントB種に変更したので、コンクリートの材齢によるせき板の最小存置期間を、普通ポルトランドセメントの場合の最小存置期間より長くした。
  4. 床スラブ下の支保工は、コンクリートの圧縮強度が設計基準強度に達していなかったが、コンクリートの圧縮強度が12N/mm²以上であり、かつ、構造計算により安全が確認されたので、取り外した。

【解説】

1.JASS5.9.7.d.表9-1より コンクリートの打込み速さを同じにしたときの側圧は、壁の側圧が柱に比べて小さい。これは、せき板の摩擦や粗骨材のアーチ効果などによるものである。

正解 1

【No.2】型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 計画供用期間の級が「標準」の建築物において、梁部材のせき板の最小存置期間をコンクリートの圧縮強度によるものとしたので、供試体の養生方法を標準養生とした。
  2. 型枠の組立てに先立ち、工事施工者が、コンクリート躯体図に基づき型枠計画図及び型枠工作図の双方を作成し、工事監理者に提出した。
  3. 型枠の構造計算におけるコンクリート施工時の水平荷重については、通常考慮する必要のない地震による荷重を除き、風圧、コンクリート打込み時の偏心荷重、機械類の始動・停止・走行等による荷重を考慮した。
  4. 計画供用期間の級が「標準」であったので、コンクリートの圧縮強度が5N/mm²に達したことを確認し、柱及び壁のせき板を取り外した。

【解説】

1.JASS5.9.10[注](1)より 構造体コンクリートの強度推定のための供試体の養生方法は、現場水中養生又は現場封かん養生とする。

正解 1

 現場での施工管理にあたって、型枠や支保工の設計を行う機会は少ないと思われます。試験の出題では、側圧などについての基礎知識が問われますので、どのような要素が影響するのか理解しておきましょう。また材料の許容応力度などの出題もみられますので、過去に出題されたものは押さえておきましょう。

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