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平成30年度二級建築士試験の結果の総評

試験結果

受験者数(受験率) 合格者数 合格率
学科(後期) 28,888人(81.3%) 7,495人 25.9%
実地 24,131人(73.8%) 6,084人 25.2%

合格基準

学科試験:40問中正解22問正解 以上
実地試験:得点が58% 以上

近年の合格率

受験者数 合格者数 合格率
H28 学科 31,466人 16,331人 51.9%
実地 26,815人 10,437人 38.9%
H29 学科 30,262人 11,725人 38.7%
実地 26,506人 7,665人 28.9%
H30 学科 28,888 7,495人 25.9%
実地 24,131人 6,084人 25.2%

平成30年度試験結果の総評

学科・実地ともに受験者数が前年度を下回るとともに、受験率も下回っています。
合格率は前年に対して、学科では12.8%減少、実地では3.7%減少しており、前年度も近年ではかなり低水準であったことをみれば、極めて厳しい結果といえましょう。
建築施工管理技士資格の需要が高まっていますが、受験率の低さから、実務と併行しての受験が厳しい状況にあることが伺われます。

出題傾向と受験対策

学科試験では、年々やや難しいと感じられる問題が増えていますが、過去の出題の類型問題や基本事項も少なからずあり、正確な記憶と基本を正しく踏まえた応用力を養うことで、選択問題を活かすことなどで、合格ラインをキープすること可能です。
実地試験では、問題3で前年と同様の「バーチャート工程表」と「出来高表」融合問題が出題されましたが、全般的に冷静に対応できれば必ずしも難しくはなかったのではないでしょうか。落ち着いて解けば対応できたのではないでしょうか。毎年少しずつ出題が難化し、合格率が低迷していることから、建築施工管理技士の需要が高まっているにもかかわらず、受験を恐れる傾向がうかがわれますが、多少の出題の揺さぶりに惑わされず、自信をもって粘り強く準備されることが有用です。講座選びなどでは、受験に対するモチベーションを高め、手ごたえを感じさせるものを活用しましょう。

2級建築施工管理技士講座

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