トレーサビリティ

主に品質マネージメントシステムにおいて使用される定義で、「考慮の対象となっているものの履歴、適用又は所在を適用できること」です。
　品質管理では、生産しようとする製品を安定して作り出すために、生産過程の管理を重視しています。最終的に納品された製品が、どのように生産され届けられたかについて、あとで明らかにできることが、万一不良であった場合には「原因追究の手がかり」となり、「再発防止」、「改善」につなげることや、これらの一連の組織的な対応と姿勢を示すことが、製品とそれを担う企業などの「信頼性」を得ることにつながります。