生コン強度検査

生コンの強度検査としてJISに基づいた生コンの受入れ検査とJASSに基づいた構造体コンクリート強度推定の確認検査とがありますが、両者で試験供試体の採取方法が異なりますので注意が必要です。

１．生コンの受入れ検査の場合（JIS）
(1)コンクリートの試験回数は、普通コンクリートの場合、１日１回以上、150m³またはその端数ごとに１回行います。
(2)任意に選んだ運搬車から１週、４週等、１材齢ごとに３本の供試体の試験値の平均値

２．構造体コンクリート強度推定検査の場合(JASS)
(1)コンクリートの試験回数は、普通コンクリートの場合、コンクリートの打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ150m³またはその端数に一回行います。
(2)適当な間隔を置いて無作為に選んだ３台の運搬車から1個ずつ採取した合計３個の供試体を使用します。